50s Fred Harvey Style Pendant "Navajo"
元々ピンだったものを、ペンダントトップに加工したものになります。
Navajoにおいて、アロー(矢)は”守護”を意味します。
SIZE
縦 |
幅 |
約7cm |
約1.5cm |
※ハンドメイドのため、大きさに多少個体差がございます。
※幅は一番太い所を計測しています。
Fred Harvey Style / フレッド ハーヴィー スタイル
1800年代にアメリカ各地で起こったゴールドラッシュにより、集まった多くの白人が汽車を交通手段として利用しました。
その状況に目をつけたのが"フレッドハービー社"。
1876年、彼らは当時簡単に済まされていた車内の食堂をグレードアップさせ、鉄道沿いにレストランをオープンさせました。
中西部から西海岸と広範囲に渡り、統一した質のよいサービスをするのは当時としては斬新で、制服を着て質のよいサービスをするフレッドハービー社のウェイトレスは『Harvey Girl』として評判になり、時代を現すものとして1946年には映画が出来たくらいです
順調に経営を広げていったフレッドハービー社が次に目をつけたのが、現地のインディアンジュエリーをお土産として販売する事でした。
しかし当時のものはあまりにも大ぶりで、一般的なデザインではありませんでした。
そこでフレッドハービー社は「観光客がお土産に出来るように」と考え、より軽量、より華奢で分かりやすいデザインにし、それを現地のコマーシャル商品として売り出しました。
それが見事に流行り、フレッドハービー社がコマーシャルジュエリーを最初に始めた事から、こうしたジュエリーを『フレッド・ハービースタイル』と呼ぶようになりました。
材料も道具も今のように充実していなかった時代、インディアン達はこのようなジュエリーを、当時の銀貨や銀食器から作っていました。
しかし一世を風びしたフレッドハービー社も、自動車の普及と共に倒産に追い込まれてしまいます。
それでも売却されたホテルなどは残り、愛され続けており、ジュエリーもまたコレクターの間では根強い人気があります。
あのラルフローレン氏もその一人。